新興航空5社、お盆の旅客数は6.8%増、利用率87.8%
スカイマーク(BC)、エア・ドゥ(HD)、ソラシドエア(6J)、スターフライヤー(7G)、フジドリームエアラインズ(JH)の5社は8月21日、2017年のお盆期間(8月10日~20日)の利用実績を発表した。旅客数の合計は前年比6.8%増の52万9362人、座席数は1.6%増の6万2312席で、利用率は2.5ポイント増の87.8%だった。
旅客数と利用率は、HDがそれぞれ3.4%減、4.9%減と前年を下回った一方で、他の4社は前年を上回った。旅客数の1位は、座席数が最も多かったBCで11.4%増の25万6228人となり、伸び率もトップとなった。座席数の伸び率の1位は7Gで、15.8%増の7万513席だった。
利用率の1位はBCで1.5ポイント増の93.9%となり、唯一の9割台に。前年からの伸び率が最も大きかったのはJHで、2.5ポイント増の87.8%だった、7Gは6.7ポイント減の84.2%で前年を下回った。
両社が8月3日に発表した予約状況からの増減は以下の通り。BCは、座席数は3日時点と同じ27万2934席だったが、間際需要を取り込みんで旅客数は予約比で3万2968人増となった。このほか、座席数を1万1033席増やしたJHは1万1246人、座席数を180席増やした7Gは1万843人を、3日時点から増やした。