7月の宿泊業倒産は2件増の6件、負債計19億円
東京商工リサーチ(TSR)によると、2017年7月の宿泊業の倒産件数は前年比2件増の6件だった。負債総額は134.4%増の18億8500万円。形態は特別清算が3件、破産が3件で、特別清算の3件は会社分割などにより不動産と宿泊事業を別会社に移管し、別会社で宿泊事業を継続。本体企業を残債整理のために整理したもの。破産の3社は負債総額1億円未満の小規模旅館が中心で、先行きの厳しさから債務整理する業者が目立ったという。負債額が最も大きかったのは広島市で「Hotel Flex」を経営していたよしかわで、8億9100万円だった。
なお、旅行業の倒産件数は1件増の2件で、負債総額は4400万円だった。詳細は別途記載(下記関連記事)。