オークラ、「プレステージ」をヤンゴンと台中に、20年以降
ホテルオークラは2020年にミャンマーに「オークラ プレステージヤンゴン(仮称)」を、21年に台湾に「オークラ プレステージ台中(仮称)」をそれぞれ開業する。同社は20年までに国内外で100軒のホテル運営をめざしているところで、すでに台北とバンコクで開業している「プレステージ」については、22年までに20軒の運営をめざすという。
「オークラ プレステージヤンゴン」は、ミャンマーでは初めて「オークラ」の名を冠するホテルで、ヤンゴン中心部に建設予定のオフィスや商業施設などからなる複合施設内に開業する。施設の延床面積は約9万2000平方メートルで、8月中に現地プロジェクト会社とホテル運営管理契約を締結する予定だ。
ホテルが入居する建物は地下2階・地上9階建てで、ホテル部分の延床面積は4万6300平方メートル。総客室数は約390室で、このうち約130室は長期滞在者向けの客室とする。ホテル内には日本料理店、オールデイダイニング、ラウンジやバーなどの料飲施設、フィットネスクラブ、屋外プール、宴会場、会議室などを設ける。
「オークラ プレステージ台中」は、ホテルオークラグループの台湾における3軒目のホテルで、台中空港から車で約30分。台中市政府や台中国家歌劇院などが位置するエリアに建設予定の、オフィスとホテルからなる複合施設内で開業する。このほど現地のホテル事業会社と運営管理契約を締結した。
ホテルが入居する建物は地下7階・地上29階で、ホテル部分の延床面積は約3万4000平方メートル。客室数は約250室で、日本料理店、中国料理店、オールデイダイニングなどの料飲施設、スパ、フィットネスクラブ、屋外プール、宴会場、会議室などを設置する予定。