1位は「しまかぜ」、九州も人気 阪急交通社の観光列車検索ランキング

 阪急交通社は7月13日、自社サイトでの検索における観光列車名のキーワードランキングを発表した。ツアー利用の列車の検索が多くなると考えられるが、ツアー設定のないものも。1位は近鉄の「しまかぜ」が獲得、トップ10には西日本を中心に多士済々の顔ぶれが並んだ。

 1位の「しまかぜ」は大阪・京都から伊勢志摩へ向かう。本革使用の上質なシートと車窓風景によるくつろぎの空間が人気だ。2位はJR西日本・IRいしかわ鉄道「花嫁のれん」。金沢-和倉温泉を結び、北陸文化を体感できる。

 3位には「或る列車」、9位に「ななつ星in九州」、10位に「ゆふいんの森」と、観光列車のパイオニアとも呼べるJR九州から3列車がランクイン。4位にも肥薩おれんじ鉄道「おれんじ食堂」が入り、九州の列車人気はやはり高い。

 そのほか5位はJR四国「伊予灘ものがたり」、6位はJR西日本「SLやまぐち号」。東日本からも7位にしなの鉄道「ろくもん」、8位に大井川鐵道「トーマス号」が入った。

 ランキングは2016年5月-17年4月の検索数合計から算出した。


情報提供:トラベルニュース社