産経新聞社の子会社で、「サンケイトラベル」のブランド名により旅行事業をおこなっている産經新聞開発はこのほど、昨年1月に死去したデヴィッド・ボウイが生前にしばしば訪れていた京都で、写真展やゆかりの地を訪れる日帰りバスツアーの販売を開始した。催行日は7月8日。添乗員に加えて、音楽専門誌などにも寄稿する産経新聞編集委員がガイドとして同行する。

　同ツアーはJR京都駅を出発したのち、ホテルアンテルーム京都で6月17日から7月17日まで開催される写真展「DAVID BOWIE by MICK ROCK」で作品を鑑賞。そのほか、ボウイが出演したテレビCMの収録がおこわれた正伝寺を参拝し、昼食は「晦庵河道屋」でボウイが好んだ天ざるそばを楽しむ。車窓からは定宿としていた老舗旅館も眺めるという。

　旅行代金は大人・子供ともに1人1万5800円で、最少催行人員は10人。昼食のそば店の座席に限りがあるため、定員は24名とした。