JTB東北、仙台空港に新店舗、国内外の利用者を獲得

  • 2017年4月12日

 JTB東北は4月20日、仙台国際空港の旅客ターミナル1階に「仙台国際空港店(みちのく観光案内)」を開業する。仙台空港が昨年7月に民営化した後、ターミナルビルのリニューアルを開始したことを受けて入居するもので、同空港を訪れる国内外の旅客を対象に東北6県の観光情報を提供。航空券やJR券などの手配、宿泊予約、観光施設の入場券の販売などもおこなう。

 JTB東北によると、新店舗については主に訪日外国人旅行者向けに機能させたいものの、現在は国際線の便数が少ないため、当面は日本人利用者への対応が中心となる見込み。現在の同空港の利用者は日本人が9割を占めるという。利用者数などの目標は開示していない。

 店舗面積は約44平方メートル。スタッフ数は6名で、英語話者が常駐する。また、多言語通訳システムを利用し、中国語、韓国語、タイ語、ロシア語にも対応する。そのほか、地域の事業者のプロモーションなどにも活用するという。


▽JTB東北、仙台国際空港店(みちのく観光案内所)概要
住所:〒989-2401 宮城県名取市下増田字南原 仙台空港旅客ターミナル1階
営業時間:9時00分~21時00分(最終受付:20時30分)
休業日:年中無休