京都市左京区の琵琶湖疏水で「岡崎さくら・わかば回廊十石舟めぐり」が行われている。舟は新緑が映える5月7日まで運航する。

　運航初日の3月25日には、今年で6回目を迎える桜回廊ライトアップの点灯式が行われた。京都市の岡田憲和副市長は「文化の力で地域を元気にするモデル事業」と十石舟にエールを送り、十石舟めぐり実行委員会の上原龍男副委員長（京都府旅行業協同組合理事長）は「安全運航とおもてなしに力を入れて取り組みたい」と話した。

　十石舟は、2003年のスタート以来、年々乗船客が増えて春の恒例行事として定着。昨年は1万9千人が乗船した。今年は岡崎周辺の散策や食事をセットしたプラン、琵琶湖疎水の通船を組み合わせた企画などを充実。国内外からさらなる乗客増を見込む。乗船料は大人1200円。

　（17／04／10）

情報提供：トラベルニュース社