ガルーダ傘下LCCがチャーターで日本初就航、5月に福岡へ
ガルーダ・インドネシア航空(GA)傘下のLCCであるシティリンクインドネシア航空(QG)は、ゴールデンウィーク期間にジャカルタ/福岡/デンパサール間で双方向チャーターを実施する予定だ。QGの日本就航は今回が初めて。運航機材は180席のエアバスA320neo型機。
3月1日付でアルコネットに変わってQGの日本地区総代理店(GSA)となったステラジャパンによれば、チャーター機は5月3日にジャカルタ発福岡行きと福岡発デンパサール行きを、5月7日にデンパサール発福岡行きと福岡発ジャカルタ行きを運航する。
チャーターの用機者はJTB九州で、訪日客はジャカルタ/福岡間を、日本人は福岡/デンパサール間を利用する。日本国内では座席の一部を西鉄旅行に卸して2社で販売。インドネシアではJTBのグループ会社などで販売する。予約は好調で、ほぼ完売に近い状態という。
ステラジャパンによれば、QGはGAの路線を補完する形で日本への定期路線の開設を計画しているところ。デンパサール/中部、福岡線を検討しており、福岡線は年内の開設をめざしているという。
QGはインドネシア国内28都市に路線を展開しており、保有機材はA320-200型機が44機、A320neo型機が2機。中国などへのチャーター便も運航している。
今回の福岡/インドネシア間のチャーター便の運航スケジュールは以下の通り。
▽QG、ジャカルタ/福岡/デンパサール間のチャーター便運航スケジュール
QG9502便 CGK 07時40分発/FUK 15時30分着(5月3日)
QG9503便 FUK 16時30分発/DPS 21時30分着(5月3日)
QG9506便 DPS 06時40分発/FUK 15時30分着(5月7日)
QG9507便 FUK 16時30分発/CGK 22時20分着(5月7日)