パスポート自由度、日本は5位、1位はドイツ
コンサルティング会社のザ・ヘンリー&パートナーズが3月14日に発表した調査結果「Visa Restrictions Index 2017」で、日本が世界5位の結果となった。これは同社が国際航空運送協会(IATA)と共同で毎年実施している調査で、その国・地域のパスポート保持者が1月1日時点でビザなしで入国できる国・地域の数を集計し、パスポートの自由度を表している。
今回は199ヶ国・地域のパスポートについて、219ヶ国・地域への入国の自由度を調査。ビザなしで入国できる国・地域ごとに1ポイントを加算するため、最大で218ポイントとなる。アライバルビザについては、復路の航空券やホテル予約の提示など簡単な手続きで入国できる場合は加算、招聘状などの手続きを要する場合は加算していない。
今回の調査では、ドイツが176ポイントで4年連続の1位。次いで175ポイントのスウェーデンが3年連続で2位となった。3位はデンマーク、フィンランド、イタリア、スペイン、米国が174ポイントで並んでいる。アジアではシンガポールが173ポイントの4位に入り最高位となった。
日本は172ポイントで5位。過去の順位を振り返ると、14年と15年は3位となったものの、16年からは2年続けて5位となった。アジア圏ではこのほか、7位に韓国が170ポイントでランクインしている。
▽「Visa Restrictions Index」ウェブサイト
http://www.visaindex.com/
※訂正案内(編集部 2017年03月16日10時10分)
・訂正箇所:表(マルタ15年)
誤:0位(0)
↓
正:7位(167)
※訂正案内(編集部 2017年03月16日14時02分)
・訂正箇所:表(13位国名)
誤:エストロゲン
↓
正:エストニア
お詫びし訂正いたします