2月の旅行業倒産は大阪の1件のみ、負債9900万円

  • 2017年3月8日

 東京商工リサーチによると、2017年2月の旅行業の倒産件数は前年比1件減の1件で、1月と同件数だった。負債総額は前年比4800万円増の9900万円。

 倒産したのは大阪市北区の第3種旅行業者のベストトラベルで、京都地方裁判所の福知山支部で破産開始決定を受けた。主に他社の国内旅行ツアーの代理販売をおこなってきたが、07年8月頃から業務停止状態にあり、その後も本格的な事業再開には至らず、債務の整理のために破産開始手続きに入ったという。

 なお、宿泊業の倒産件数は前年比1件増の8件で、負債総額は前年比30.9%減の36億6900万円だった。旅行業の詳細は別途記載(下記関連記事)