ANTA、金沢で「国内観光活性化フォーラム」、さらなる連携強化へ
▽石川県への「3万人送客キャンペーン」決定-次回開催地は高知
この日は、開催地における持続的な観光振興のための活動として、ANTA副会長の國谷一男氏が「北陸石川県送客キャンペーン」の実施を提案。参加者の賛同により実施が決定した。同キャンペーンでは、全国のANTA会員各社が石川県や市町村と連携して、4月から12月までの間に3万人以上の送客をめざす。
また、次回の開催地を高知県に決定。同県での開催は初めてで、四国地方支部長連絡会議長を務める香北観光トラベル代表取締役社長の山中盛世氏は、開催地の引継式で「明治維新150年を迎える年にフォーラムを開催できることは非常に意義があり、ありがたい」と謝意を示した。開催日は2018年2月14日を予定している。
そのほかには、このほど実施した「明治維新鹿児島送客キャンペーン」の優秀会員と、「学生がつくる石川県の着地型旅行プランコンテスト」の優秀作品の表彰式も実施した。「明治維新鹿児島送客キャンペーン」は昨年の鹿児島県大会を契機に、昨年7月から12月まで全国のANTA会員が取り組んだもので、延べ3万2268人を送客し、目標の3万人を達成。最も多くの送客をおこなった最優秀会員賞には、大阪府のビーウェーブが選ばれた。
「学生がつくる石川県の着地型旅行プランコンテスト」は北陸3県在住の高校生以上の学生を対象に、昨年9月から12月まで実施したもので、17作品の応募があった。最優秀賞には北陸学院大学短期大学部2年生の林優里さんと善田麻珠子さんが企画した、金沢の市場や飲食店、ホテルなどで働く美形の男性スタッフに会いに行く「金沢イケメン観光」が選ばれた。