JATA関西支部、欧州回復に向けチャーター、7・8月に3本
日本旅行業協会(JATA)関西支部海外旅行委員会はこのほど、関西エアポートの協力のもと、日本航空(JL)と全日空(NH)のチャーター便を利用する欧州旅行を企画した。テロ事件の影響を受けている欧州旅行需要の回復が目的で、7月と8月にスペイン・ポルトガル方面を2本、スロベニア・クロアチア方面を1本予定する。JATA関西支部の海外旅行委員会は、2014年に関空の開港20周年を記念してチャーター便による英国旅行を企画しており、関空と共同でチャーター便によるツアーに取り組むのは今回が2回目。
旅行商品を企画・販売する旅行会社は、スペイン・ポルトガル方面がJTB西日本、日本旅行、阪急交通社、読売旅行、ジャルパックの5社で、スロベニア・クロアチア方面はJTB西日本、日本旅行、阪急交通社の3社。商品は2月下旬から販売を開始する予定で、詳細は後日発表する。
スペイン・ポルトガル方面の1本目のチャーター便は、往路は7月15日に関空を出発してリスボンに到着。復路は22日にマドリードを出発して関空に到着する。2本目は反対に、22日に関空からマドリードへ向かい、29日にリスボンから関空に戻る。機材はともにJLのボーイング777-200ER型機で、座席数はビジネスクラス56席、プレミアムエコノミークラス40席、エコノミークラス122席の計218席。
スロベニア・クロアチア方面は8月12日に関空を出発してドブロブニクに到着。19日にリュブリャナから関空に戻る。使用機材はNHのB777-300ER型機で、座席数はファーストクラス8席、ビジネスクラス52席、プレミアムエコノミークラス24席、エコノミークラス180席の計264席。機材は変更する可能性があるという。