ボンバルディアDHC8型機 　オーロラ航空（HZ）は3月26日から、成田／ウラジオストク線の運航を週3便で再開する。同路線は2014年7月31日に週1便で運航を開始したが、同年の10月23日を最後に運休していた。HZの日本総代理店（GSA）を務めるUTSエアサービスによれば、運航再開は昨年12月の日露首脳会談を受けたもので、2国間の人的交流拡大に向け、ロシア政府が主導して進めたという。

　使用機材はエコノミークラス70席のボンバルディアDHC8型機。夏ダイヤ終了後も運航を継続する考えで、需要次第では増便も検討するという。需要は日本発とロシア発で同程度を見込む。

　ロシア発の需要については、外務省が昨年12月に短期滞在ビザの発給要件を緩和したことから増加傾向にあり、HZはロシア発のインバウンドチャーターも実施しているところ。例えば3月20日と24日には、成田／ウラジオストク間で2往復4便を運航する計画という。

　このほか、週2便で運航中のユジノサハリンスク／成田、新千歳線については、夏ダイヤも運航を継続。新千歳線は週3便に増便する。

　成田／ウラジオストク線の運航スケジュールは以下の通り。

▽HZ、成田／ウラジオストク線運航スケジュール（3月26日～10月28日）
HZ3638便　VVO　08時40分発／NRT　10時25分着（月）
HZ3639便　NRT　11時15分発／VVO　15時10分着（月）
HZ3638便　VVO　10時40分発／NRT　12時25分着（水・金）
HZ3639便　NRT　13時10分発／VVO　17時05分着（水・金）