「テーマ別観光」で地方誘客 観光庁が事業公募を開始

  • 2017年2月9日

 観光庁は2月7日、2017年度の「テーマ別観光による地方誘客事業」の公募を始めた。

 テーマ別観光とは、各地に共通する観光資源をつなぎ、観光客に旅に出かける動機を与えるもの。これまでエコやロケ、アート、社寺、大きいものでは世界遺産や日本遺産といった旅のテーマがニューツーリズムとして各地で取り組まれてきたが、同事業ではこれを複数地域でネットワーク化し、国内外から地方へ誘客する手段として支援する。

 具体的には自治体や観光協会、旅行会社ら地域の観光関係者でつくる「地域連携協議会」を設立。これは5地域以上かつ複数の都道府県にまたがることが条件となる。マーケティングや、パンフレットやクーポンの作成、周遊プランの設定、サイトの開設など情報発信力強化につながる取り組みについて最大で総額の10分の9以内の金額を最大3年間にわたり補助する。

 応募締め切りは3月13日17時に観光庁観光資源課必着。申請書など詳しくは観光庁HP(http://www.mlit.go.jp:/kankocho/)へ。

 (17/02/08)


情報提供:トラベルニュース社