宿泊約款の有効活用を 全旅連女性経営者の会が研修会
JKK(全旅連女性経営者の会、岡本尚子会長=大阪市池田市・不死王閣)は1月11日、千葉県浦安市のディズニーアンバサダーホテルで研修会を開いた。
同ホテルやディズニーアンバサダーホテルなどディズニーホテルズを運営するミリアルリゾートホテルズの桜井孝取締役が「ディズニーホテルの秘密」と題して、ディズニー流の「変えるべきものと、変えてはいけないもの」などをテーマに講演。迷ったときには「ウォルト・ディズニーならなんと言うか」と原点に立ち返ることなどを紹介した。
また、観光関連法に詳しい三浦雅生弁護士が「クレーマー対策としての宿泊約款の活用」をテーマに話した。三浦弁護士は「宿泊約款は重要な契約文書。行政庁に制約されずに自由につくれる利点を生かそう」と時間にあったカスタマイズを呼びかけた。
また、転載自由とした「モデル宿泊約款三浦改正試案」を披露しながら、宿泊料金誤表示の際の宿泊契約の無効や宿泊契約締結の拒否条項、転売など商業的利用によって生じ大量予約およびキャンセルなどへ対処条項の追加などについて解説した。
(17/02/01)
情報提供:トラベルニュース社