レッドホース、「オービィ大阪」を運営、教育旅行に活用
海外の土産物のカタログ通販などをおこなうレッドホースコーポレーション(旧RHトラベラー)は先ごろ、大阪府吹田市の自然をテーマにした体験型エンタテイメント施設「オービィ大阪」の運営を担当するProject EARTH合同会社を子会社化し、同施設の運営を開始した。
オービィ大阪は昨年1月に吹田市の複合商業施設「EXPOCITY」内で開業。幅40メートル、高さ8メートルのスクリーン「シアター23.4」で、BBC Earthが約50年間かけて撮影した世界の自然などの映像を、セガサミーグループのテクノロジーを通して上映している。映像に加えて匂いや風、霧、フラッシュライトなどを活用することで、自然のなかにいるような臨場感を演出するという。
そのほかには、4Dシアター「マウンテンゴリラ」や、大型の円形スクリーンに水深1万994メートルの映像を映し出す「ブルーレイヤー」、マイナス10度の極寒体験ができる「マウントケニア」などのアトラクションがある。
レッドホースコーポレーションによれば、オービィ大阪には多い月で約5万2000名が来場。2017年度の年間来場者数は80万人をめざすという。今後は修学旅行などの教育旅行の取り込みをはかる考えで、関西だけでなく関東発の需要もねらい、旅行会社にアピールする方針。無料での下見も受け付ける。