瀬戸芸人気で香川高松・さぬき・東かがわが大躍進 楽天の16年訪日旅行伸び率ランキング
楽天トラベルの2016年の訪日旅行先伸び率ランキングでは、1位は香川県高松・さぬき・東かがわエリアが前年同期比241.6%増でトップ。昨年の圏外から大躍進となった。
1位獲得の要因はやはり「瀬戸内国際芸術祭」。地中海にも負けないと地元が太鼓判を押す多島美と島文化、アートの融合は外国人客の胸も打ったようだ。フェリー発着地の高松を拠点に周遊するというパターンが多かったという。
2位は岡山市内エリアで同200.0%増。7月の岡山-台北の航空路線就航の力が大きく台湾からの来訪が急増した。
3位は福岡市・糸島エリア。15年には博多港がクルーズ船寄港数国内1位になるなどインバウンド受入の土壌が整っており、トップ10のなかでは唯一の2年連続ランクインとなる安定ぶりを示した。
以下、4位東京駅・銀座・日本橋・秋葉原、5位福岡市・太宰府・二日市、6位品川・蒲田・羽田空港、7位北海道小樽・余市・積丹・キロロ、8位神奈川県箱根、9位和歌山県南紀白浜・龍神、10位大阪南部と続く。
ランキングは楽天トラベル外国語サイトにおける16年1年間の宿泊予約人泊数から算出した。
(16/12/28)
情報提供:トラベルニュース社