ジンエアー、北九州/仁川線を開設、北九州初便は65.6%
ジンエアー(LJ)は12月13日、北九州/ソウル(仁川)線を開設した。運航機材は183席のボーイングB737-800型機で、火・水・金・土曜日の週4便で運航する。同路線はLJにとって、12月1日に運航を開始した釜山線に次ぐ2本目の北九州路線。北九州市によれば、同路線はチェジュ航空(7C)が2012年4月まで運航しており、4年8ヶ月ぶりの定期便となった。北九州発初便には120人が搭乗し、搭乗率は65.6%。仁川発初便は182人が搭乗しほぼ満席となった。
13日には福岡県や北九州市、空港関連団体などからなる北九州空港利用促進協議会が北九州空港で記念式典を開催した。北九州市によれば、LJ代表理事の崔晶皓(チェ・ジョンホ)氏が登壇し、「1都市に2路線を同時期に就航させることは新たな挑戦。釜山線は順調で、仁川線も成功できると考えている」とコメント。韓国発の観光需要の取り込みに意欲を示すとともに、「(韓国人にとって)北九州空港が九州北部観光のハブ空港となることを期待している」と話したという。
また、式典には北九州市長の北橋健治氏も出席。「姉妹都市である仁川広域市との交流が深まることはもちろん、北九州から海外渡航の利便性が増すものと期待している」と語った。
LJは現在、北九州/仁川線について大韓航空(KE)とのコードシェアを関係当局に申請しているところ。式典では崔氏ら関係者が、コードシェアが実現した場合には仁川経由でバンコクやプーケット、ニューヨーク、ロサンゼルスなど36都市に同日乗継ができることを大型パネルを使ってアピールした。