全日空商事、主婦の友社と赤ちゃんサービスで提携、沖縄ツアーも
全日空商事は12月14日、主婦の友社と赤ちゃん向けサービスにおいて協業を開始すると発表した。赤ん坊のいる夫婦の不安を解消し、子育てをさらに楽しめるようなサービスや商品を提供する。協業の第1弾として、2歳以下の赤ちゃん連れの旅行者限定のツアー「赤ちゃんごきげん沖縄の旅」を用意。旅行企画・実施はANAセールスが担当し、2社はアイデアなどを提供する。
ツアーは2月26日出発の2泊3日で、レンタカー付きのフリープラン。全日空(NH)の羽田/那覇線を利用する。機内の後部座席をツアー専用とし、機内の後方に授乳用のスペースを確保。機内と宿泊ホテルではツアーの協賛企業から提供された紙おむつや粉ミルク、離乳食などを提供する。ツアーの2日目には主婦の友社が発行する育児雑誌「Baby-mo」で活躍するカメラマンによる撮影会を実施する。
宿泊は名護市の「カヌチャベイホテル&ヴィラズ」。定員は最大41組で、2014年3月1日以降に産まれた赤ちゃんの参加が条件。赤ちゃん1名に対し、大人が1名同行する必要がある。旅行代金は12歳以上の大人の場合1名、5万6200円から9万3000円。ツアーの予約は12月21日14時から、ANA国内ツアーデスクで電話にて受け付けする。
全日空商事によれば、今後は主婦の友社と共同で赤ちゃん向けのブランドを立ち上げる計画。Baby-moの読者やANAグループの子どものいる社員などの意見を元に、ベビー用品や旅行用品を開発・販売する予定だ。