ウインドスター、18年春に日本に初寄港、日本発着も
ウインドスタークルーズは2018年春、全客室がスイートのヨットスタイルの客船「スターレジェンド」(総トン数:9975トン、乗客定員:212人)で日本に初寄港する。このほど日本発着クルーズと日本寄港クルーズを2本ずつ、計4本実施することを発表した。同社日本総代理店のセブンシーズリレーションズによれば、日本への配船は海外のリピーターからの強い要望を受けたもの。
日本発着クルーズは10泊11日のコースで、18年4月14日から24日まで、東京または横浜から清水、鹿児島、佐世保、釜山、博多、広島に寄港して大阪に到着するコースと、4月24日から5月4日まで、大阪から広島、博多、釜山、長崎、鹿児島、新宮を巡り、東京または横浜に寄港するコースを用意した。
日本寄港クルーズは、3月17日から31日まで香港から台湾の基隆、宮古島、那覇、上海などに寄港して北京に到着する14泊15日のコースと、3月31日から4月14日まで、北京から大連、仁川、釜山、長崎、博多、広島、大阪、清水に寄港して東京または横浜に到着する14泊15日のコースを設定した。
セブンシーズリレーションズによれば、日本発着、日本寄港クルーズともに全世界で販売する予定で、日本発用に確保した客室は現時点では特にないという。シニアや30代以上のハネムーナーの利用を見込んでおり、日本発着クルーズについては、日本人旅行者の割合は全体の1割程度を予想する。
日本では旅行会社経由で販売する計画で「すでにグループの問い合わせが入っている」という。今後は本格的にセールスをおこなっていく考えだ。クルーズ代金は、東京または横浜発大阪着のコースで2名1室利用の場合、1名あたり3999米ドルから。日本人コーディネーターの乗船については今後検討するという。