バニラエア、スクートとの一括予約可能に、アライアンス連携で
バニラエア(JW)は11月29日、公式ウェブサイトにおいてスクート(TZ)との一括予約機能の提供を開始した。両社を含むアジア太平洋地域のLCC8社は、今年5月に「バリューアライアンス」を設立したところ。JWと他の加盟会社によるシステム連携はこれが初めてで、これまでは航空会社ごとに予約や支払いが必要だったが、今後は利便性が向上する。
利用者は今後、JWのウェブサイト上で最大6区間分の航空券や追加手荷物などの付帯サービスの同時予約が可能になる。12月5日の搭乗分から販売を開始し、例えば札幌からJWの新千歳/成田線とTZの成田/バンコク(ドンムアン)/シンガポール線を乗り継ぎ、シンガポールとの間を往復する旅程などが可能になる。
また、通常は保証されないLCC間の乗り継ぎについても、航空会社側の事情で乗り継ぎができない場合は、加盟航空会社の空席のある次便に無償で振り替える。