旅行会社で活用が進む「スマートポイント」、高い操作性や充実のコンテンツで高評価【PR】
グラフィカルな表示で簡単操作
アンシラリーやLCCなども統合的に対応可
アンシラリー販売にも最適、新たな収益源に
スマートポイントが、アンシラリー(付帯)サービスの手配をサポートすることも特筆すべきだろう。スマートポイントの「リッチコンテンツ&ブランディング」機能は、航空会社が自社の運賃やプロダクトを紹介する公式サイトと同じようにリッチなビジュアルイメージをスマートポイントの画面上に表示するもの。現在ではLCCも含めて180社以上 の航空会社がこの機能を導入しており、このうち約60社はそのアンシラリーサービスを販売することができる。
片柳氏は「ゼロコミッションのなか航空券だけで稼ぐのは難しい時代。当社としてもアンシラリーの販売には力を入れている。操作が簡単なスマートポイントを利用することで、誰でもアンシラリーを売ることができる」と話す。実際の画面では、利用可能なアンシラリーサービスを運賃ごとに一覧で確認でき(マトリックス表示)、クリック操作で選択していくことが可能。
太田氏は、この機能について「もっと早くスマートポイントが入っていれば…」と悔やむほど。IACE池袋支店では、今年4月、総勢100名ほどのニューヨークへの法人団体を取り扱ったが、そのうち30名ほどが足元の広い座席への変更を希望。それぞれについて航空会社に電話して座席変更をしたが、一括のリクエストではなかったため時間がかかったといい、「そのときにスマートポイントがあればもっと簡単に変更できたのではないか」という。
また座席の販売について、ジィディ氏は「他のGDSにはない機能なので、口コミもよく見ている」と明かす。スマートポイントでは、トリップアドバイザーの座席評価を活用したシート・グル・レビュー機能も搭載。アンシラリー販売の促進に一役買っている。
FSCとLCCの同時検索で作業効率がアップ
スマートポイントには、フルサービスキャリア(FSC)とLCCの運賃を同時に比較検索できる「アグリゲーテッド・ショッピング」機能も備わっている。「料金比較をするうえで便利」という片柳氏は、「この機能を使うことで、LCCの販売が増えるのではないか」と見通す。太田氏は、池袋支店の主な顧客は法人のためLCCの取り扱いは多くないとしながらも、「LCCとFSCとの料金比較などでお客さまとのコミュニケーションでは役立っている」と話す。また、日本発着ではなく、現地での移動ではLCCが便利な場合も多いため、「そういう手配のときは今後活用が増えるだろう」と予想する。
このほか、同時検索で両社がともに指摘するのが操作の利便性だ。「わざわざLCCのホームページに飛ばなくてもいいし、LCCのホームページよりも分かりやすい」(太田氏)。「スマートポイント内に他サイトへの導線をどんどん追加していくことができるうえに、それを社員が共有することができる」(片柳氏)。これまでは、情報を得るためにPC画面で複数のサイトを立ち上げる必要があり、混乱することもあったが、スマートポイントではひとつの画面で完結。画面もグリッドビューモードで4分割できるため、作業効率が格段にアップした。