スクートとタイガーエアがブランドを統合、合併視野に
シンガポールのLCCであるスクート(TZ)とタイガーエア(TR)を運営するBudget Aviation Holdings(BAH)はこのほど、2社のさらなる連携強化に向け、2017年後半から両社のブランドを「スクート」に統合すると発表した。将来の合併を見据えたもので、まずはさらなる乗継利便性の向上やウェブサイトの統合などに取り組む。利用者の予約への影響はなく、すでにTR便の予約を持つ利用者にはFacebookで「TZとしての運航が始まり次第、新しい航空会社コードが反映された予約確認書を送付する」と説明している。
なお、今回のブランド統合はTZとTRの2社に限ったもので、タイガーエア台湾(IT)などについては引き続き「タイガーエア」のブランドを維持する予定。