関空、16年上期の国際線旅客は13.1%増-9月は8.8%増

 関西エアポートによると、関西国際空港(関空)の2016年上期(4月~9月)の輸送実績(8月と9月は速報値)で、国際線旅客数は前年比13.1%増の949万1930人となり、上期として過去最高を記録した。このうち日本人旅客数は5.9%増の315万7034人で、外国人旅客数は16.7%増の621万6850人。通過客は34.0%増の11万8046人だった。

 旅客便発着回数は16.1%増の5万7399回。バニラエア(JW)が台北(桃園)線、エア・カナダ(AC)がバンクーバー線、フィリピン航空(PR)がマニラ線、香港航空(HX)が香港線、上海吉祥航空(HO)が南京線を開設したことなどで2桁増となった。国際線と国内線を合わせた総旅客数は6.9%増の1280万6500人だった。

 9月単月の国際線旅客数は8.8%増の149万1576人。このうち日本人旅客数は0.6%増の58万890人で、外国人旅客数は13.9%増の89万680人、通過旅客は72.1%増の2万6人だった。旅客便発着回数は9.8%増の9393回。国際線と国内線を合わせた総旅客数は1.8%増の205万5130人だった。

 国内線の詳細は別途記載(下記関連記事)。