楽天はこのほど、旅行予約サイト「楽天トラベル」における「2016年 秋の国内家族旅行 人気急上昇エリアランキング」を発表した。10月1日から11月30日までの子連れ利用者の国内旅行予約人泊数を集計したもの。1位は前年比140.1％増で神奈川県の箱根エリア、2位は117.0％増で栃木県の塩原・八坂・大田原・西那須野エリア、3位は93.3％増で沖縄県南部（糸満、豊見城、南城）エリアとなった。

　1位の箱根エリアは、夏の国内家族旅行人気上昇ランキングでも2位を獲得。7月26日に箱根ロープウェイが全線再開したことで、15年の火山活動により形成された火口が見学できる新スポットとして注目が集まっているという。

　2位の塩原、八坂、大田原、西那須野エリアは、開湯約1200年の塩原温泉郷が好調。全長320メートルの「もみじ谷大吊橋」やスキー場「ハンターマウンテン塩原」からの紅葉狩りなど、秋ならではの体験が充実している。3位の沖縄県南部は那覇空港からのアクセスが良く、観光施設「おきなわワールド」やビーチ「美らSUNビーチ」、商業施設「瀬長島ウミカジテラス」などが人気という。

　ランキングの詳細は下記の通り。

▽楽天トラベル、2016年 秋の国内家族旅行 人気急上昇エリアランキング
【順位　エリア名／都道府県名　（前年比）】
1位　箱根／神奈川県　（140.1％増）
2位　塩原・矢板・大田原・西那須野／栃木県　（117.0％増）
3位　南部（糸満・豊見城・南城）／沖縄県　（93.3％増）
4位　大阪駅・梅田周辺（含尼崎）・ユニバーサルシティ／大阪府　（59.0％増）
5位　松江・玉造・安来・奥出雲／島根県　（49.0％増）
6位　登別・洞爺・室蘭／北海道　（48.5％増）
7位　会津若松・喜多方／福島県　（48.4％増）
8位　伊東／静岡県　（43.9％増）
9位　松山・道後／愛媛県　（42.8％増）
10位　倉敷・総社・玉野・笠岡／岡山県　（42.2％増）