世界遺産追加登録地を歩く 田辺市が熊野古道でモニターツアー/和歌山
和歌山県田辺市は、今月末に世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の追加登録が期待されているスポットをめぐるモニターツアーを11月と来年2月に実施する。地元語り部、観光ガイドの案内のもと、熊野古道を歩き、その風土に触れてもらう。
「熊野古道&梅林 田辺市内ウォーキングモニターツアー」は全4コース。11月は長尾坂・潮見峠越、北郡越、赤木越といった追加登録候補地、2月は鬪?神社と、昨年世界農業遺産に登録された「みなべ・田辺の梅システム」のシンボル、紀州石神田辺梅林を訪ね歩く。
Aコースは赤木越ウオークと熊野本宮大社参拝と紙すき体験(11月15-16日、1泊2日、参加費6千円)、Bコースは潮見峠越ウオーク(同19日、2千円)、Cコースは北郡越ウオーク(同26日、2千円)、Dコースは梅林ウオークと梅ジュースづくり、鬪?神社参拝、市街地ウオーク(2月19-20日、1泊2日、6千円)。
現在参加者を募集中。参加対象は、原則和歌山県外在住で熊野古道に興味がある、このツアーについてSNSなどで情報発信できる人が優先となる。田辺市のサイトの当該ページ(http://www.city.tanabe.lg.jp/kankou/monitor_tours.html)から申込書を入手し、必要事項を記入の上、FAXかメール、郵送で申し込む。締め切りはA、B、Cコースが10月31日、Dコースが来年1月31日。
申し込み先、問い合わせは、田辺市熊野ツーリズムビューロー 電話0739-26-9025。
(16/10/13)
情報提供:トラベルニュース社