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KNT、「旅×ランニング」の需要拡大へ 第1弾は「温泉ラン」

 近畿日本ツーリスト(KNT、田ヶ原聡社長)が「旅×ランニング」の需要拡大に取り組む。ランナー向けウェブサービスを運営するラントリップと、通信大手KDDIと連携して、旅行先でのランニングの楽しみを増幅させる企画を展開。ランナーと地域を結びつけることで、新しいスポーツツーリズムのスタイルを築こうという考えだ。

 その第1弾は「温泉ラン」事業。温泉地の旅館ホテルなどに、更衣と荷物預かり、入浴ができる「ランナーズスペース」の機能を設けるもので、ランナーにとって快適で便利な、旅先でのランニング環境を提供する。あわせて地域の見どころを楽しみながら走れるランニングコースなども地域と連携して設定するなど、地域の魅力発信にも取り組む。

 9月26日には専用のウェブサイト「Run for 湯(ラン・フォー・ユー)」を開設。ランニングと温泉施設での日帰り入浴、食事を組み合わせたプランを予約できる。開設当初は、栃木県日光市鬼怒川温泉、埼玉県秩父市、千葉県銚子市犬吠埼、神奈川県小田原市の4コースを設定しており、今後都市圏から日帰りで利用できるエリアを中心に、全国展開を進めていく。

 サイトURLは、https://runtrip.jp/feature/runforyou。

 (16/10/12)


情報提供:トラベルニュース社