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来年は信州DC 長野県が大阪で商談会開き素材アピール

 長野県はこのほど、大阪市北区の大阪第一ホテルで旅行商品造成商談会を開いた。来年7-9月に開かれる「信州デスティネーションキャンペーン(DC)」など地域の観光情報を紹介した。

 長野県観光機構の竹村元尋専務理事はあいさつで、昨年は諏訪大社御柱祭に186万人の人出があり、今年は上田市の真田丸大河ドラマ館にこれまでで50万人以上が来館し目標をすでに達成するなど、2年にわたる活況を報告。そのうえで「来年はDC。雄大な自然と観光資源を楽しんでもらえるように準備していく。商品造成、送客をお願いしたい」と出席した旅行会社に呼びかけた。

 全体説明では信州DCの概要を紹介。信州DCは「世界級リゾートへ、ようこそ。山の信州」をキャッチフレーズに、山岳高原観光地・長野県の魅力を前面に押し出し、夏の観光需要を創出する。地域の郷土料理や旬の食材を使った料理を「信州山ごはん」として提供、宿泊・周遊キャンペーンを展開するなど、全県を挙げて夏のリゾート地としての利用を提案していく。

 そのほか、北信濃・日本アルプス・東信州・諏訪・木曽路・伊那路のエリアの魅力をアピール。県が進めるヘルスツーリズムや貸切バスツアー支援事業、来年の大河ドラマ「女城主直虎」ゆかりの地・南信州エリアの見どころも紹介した。

 商談会には現地から市町村の観光関係者約100人、旅行会社約80人が参加。市町村ごとにブースを設け、熱心に情報を交換していた。

 (16/10/03)


情報提供:トラベルニュース社