楽天トラベル、秋の国内予約は9.3%増、中国と四国が人気
楽天がこのほど実施した、10月1日から11月30日までの楽天トラベルにおける国内旅行予約に関する調査によると、予約人泊数は前年比9.3%増となった。今年の傾向としては四国と山陽・山陰エリアの伸び率が大きく、それぞれ49.3%増、14.5%増となり、伸び率ランキングの上位10県のうち6県を占めた。同調査は楽天トラベルにおける9月5日時点の国内宿泊、ANA楽パック、JAL楽パックの予約人泊数をもとに集計したもの。
都道府県別では香川県が92.3%増と最も高く、次いで徳島県が50.2%増、愛媛県が41.3%増と四国3県が上位を占めた。4年に1度の「逆打ち」で盛り上がるお遍路や、10月8日から11月6日まで開催される「瀬戸内国際芸術祭2016」の秋会期を目的とした旅行が好調だという。
1位の香川県は、芸術祭の会場となる離島エリアが125.3%増となったほか、高松エリアも103.4%増と大幅に伸長。セグメント別では女子旅が145.3%増、カップル旅行が103.9%増と好調だった。
2位の徳島県は、9月24日から10月7日まで開催されるアニメの祭典「マチ★アソビvol.17」により、徳島市内の宿泊予約が51.1%増に。3位の愛媛県では、今年4月29日から2017年2月28まで道後温泉で催される芸術祭「道後アート2016」などにより予約が伸びているという。都道府県別ランキングの詳細は下記の通り。
▽楽天トラベル、2016年秋の国内旅行先伸び率ランキング
(順位/都道府県名/前年比)
1位 香川県 92.3%増
2位 徳島県 50.2%増
3位 愛媛県 41.3%増
4位 島根県 40.0%増
5位 鳥取県 38.1%増
6位 沖縄県 33.9%増
7位 茨城県 31.1%増
8位 岡山県 25.0%増
9位 静岡県 24.0%増
10位 青森県 21.8%増