エア・カナダ、来夏にルージュで中部/バンクーバー線、11年ぶり
エア・カナダ(AC)は2017年6月2日から10月27日まで、エア・カナダ ルージュで中部/バンクーバー線を運航すると発表した。夏と秋のレジャー需要を見込んだ季節便で、まずは週3便で運航を開始し、7月31日から9月26日までの多客期は週4便に増便する。関係当局の認可取得が条件。
ACは05年まで同路線を運航しており、再開は11年半ぶり。エア・カナダ ルージュでの中部就航は初めてとなる。機材は運航中の関空/バンクーバー線と同じボーイングB767-300ER型機で、「プレミアムルージュ」が24席、エコノミークラスの「ルージュクラス」が256席の計280席。
航空券の販売はすでに開始しており、今後は旅行会社に対して販売促進を働きかける考え。9月30日には都内でAC社長兼最高経営責任者のカリン・ロヴィネスク氏が記者会見を開催し、今後の戦略などを発表する。
ACはそのほか、来年6月にはバンクーバー/台北線、トロント/ベルリン線、モントリオール/マルセイユ、アルジェ線を、7月にはトロント/ムンバイ線に就航する予定。このうちトロント/ベルリン線とモントリオール2路線はエア・カナダ ルージュとして運航する。中部線の運航スケジュールは以下の通り。
▽AC、中部/バンクーバー線運航スケジュール(17年6月2日~10月27日)
AC1956便 NGO 16時45分発/YVR 10時00分着(火・水・金・日)
AC1955便 YVR 12時45分発/NGO 15時15分着※翌日(月・火・木・土)
※AC1956便の火曜便は8月1日から9月26日まで、AC1955便の月曜発は7月31日から9月25日まで運航