新潟県旅館組合・野沢理事長の受章祝賀会 地震からの復興にも貢献
春の叙勲・褒章で藍綬褒章を受章した野澤幸司・新潟県旅館ホテル組合理事長(新潟県湯田上温泉・ホテル小柳)の受章祝賀会がこのほど、ホテル小柳で開かれた。全国から関係者や友人ら220人が出席し受章を祝った。
記念祝賀会代表発起人の北原茂樹・全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会会長は「野澤さんの中越地震、中越沖地震での活躍が思い出されます。政策通であり決断力、行動力にも長けており、旅館業界になくてはならない人です」と受章を讃えた。
また、来賓からは泉田裕彦・新潟県知事は「野澤さんは記憶に残る、すばらしい業績を残しました。中越地震、中越沖地震後の被災者支援や復興で、一緒に仕事をしました。その際、観光交流による復興へと背中を押していただいたことに感謝しています」と、県宿泊業界トップとしての活躍に敬意を表した。
震災時に旅館ホテルが国の予算で被災者を受け入れるスキームづくりにも貢献した。
野澤さんは「大勢の方に祝っていただき、胸がいっぱいです。特に、旅館組合には感謝の気持ちでいっぱいです。微力ではありますが、業界の発展に努力を続ける覚悟です」と謝辞を述べた。
野澤さんは1950年、新潟県燕市生まれの65歳。新潟県旅館組合青年部長、全旅連青年部副青年部長などを歴任、2007年から新潟県旅館ホテル組合理事長、15年から全旅連副会長。
(16/09/01)
情報提供:トラベルニュース社