国交省、副大臣と政務官は総入れ替え-安倍内閣改造で
政府は8月5日に開催した閣議で、第3次安倍再改造内閣の副大臣・大臣政務官人事を決定した。国土交通省の副大臣と政務官は全員が自民党で新任。副大臣には衆議院議員の田中良生氏と参議院議員の末松信介氏が就任し、末松氏は内閣府副大臣と復興副大臣も兼任する。政務官には衆議院議員の藤井比早之氏と根本幸典氏、参議院議員の大野泰正氏が就任。根本氏は内閣府大臣政務官も兼任する。5日の夕方の時点で担務は発表されていない。
国土交通副大臣に就任した田中氏は、2005年の衆議院総選挙で初当選。13年に自民党の国会対策副委員長に就任し、同10月からは経済産業大臣政務官を務めた。14年9月には同党の副幹事長に就任。15年10月からは経済産業部会長を務めている。
末松氏は1979年に関西学院大学法学部を卒業後、全日空(NH)大阪支店に就職。83年に兵庫県議会議員に初当選後、6期連続で当選した。2004年の参議院選挙で初当選し、08年8月には財務大臣政務官に就任。14年10月以降は自民党幹事長代理を務めていた。