ミュンヘン銃乱射で外務省が注意喚起、たびレジ登録を
外務省は7月23日、バイエルン州ミュンヘンで現地時間22日に発生した銃乱射事件を受けて海外安全ホームページで注意喚起のスポット情報を発出した。事件はミュンヘンのショッピングモールで現地時間18時頃に発生したもので、男が銃を乱射して少なくとも9名が死亡。ドイツでは同じくバイエルン州で18日にも列車内での襲撃事件が発生している。
外務省ではこうした事態に対して、ドイツに渡航、滞在する場合はテロに巻き込まれないようにする特別な注意が必要と指摘。最新情報の入手、滞在先や訪問先における治安状況や警備体制を確認し、特にショッピングモールやイベント会場、デパート、観光施設、公共交通機関など人が多く集まる場所では滞在時間を短くする、避難経路を確認するといった対策を講じるよう要請した。
また、渡航前には家族や友人、職場などで旅程や渡航中の連絡先を伝えること、3ヵ月以上滞在する場合は在留届を提出すること、3ヶ月未満の旅行や出張の場合はたびレジに登録することを求めている。
なお、現地報道などによると、当初は最大3名による犯行と見られていたが、実際には単独犯ですでに自殺しているという。
▽たびレジ登録ページ
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/