宮城県仙台市泉区の仙台泉プレミアム・アウトレットで7月16日－8月28日、県を代表する伝統工芸品「こけし」をフィーチャーした「宮城夏のこけしフェスin仙台泉プレミアム・アウトレット」が開かれる。同施設に広がるアメリカの雰囲気のなかで、こけしを様々なスタイルで展示。和洋折衷で宮城ならではの"夏フェス"を展開する。

　こけし展示の目玉は、高さ12メートルの巨大こけし「花子」。現代アートユニット「Yotta（ヨタ）」が手掛けるバルーン型こけしで、8月5－14日に登場する。フェス期間中は、「花子」の縮小版である高さ2メートルの「小花」が展示される。いずれも夏の記念となるフォトスポットとして人気を集めそうだ。

　そのほか、8月6、7日は「こけしストラップ」の絵付け体験、7月29日と8月19日はタリーズコーヒーオリジナルの「こけし」タンブラーづくりなど体験企画も。

　さらに同フェスでは県内の各温泉地ともコラボ。期間中は、同施設内場5カ所に設置された、県内各温泉地にまつわるこけしの紹介コーナーをめぐる「こけしスタンプラリー」も実施。スタンプを集めるとオリジナルの「花子さんうちわ」がもらえる。

　あわせて県内の鳴子温泉、秋保温泉、遠刈田温泉、作並温泉、鎌先温泉、小原温泉、白石湯沢温泉の対象宿泊施設106軒の宿泊客に、同施設で使えるクーポン引換券付チラシも配布する。

　（16／07／12）

情報提供：トラベルニュース社