日本航空（JL）は6月29日、新千歳空港に国内線の最上級ラウンジ「ダイヤモンド・プレミアラウンジ」を開業する。同ラウンジの開業は羽田に続き2空港目。あわせて同日には、全面リニューアルした国際線ラウンジ「サクララウンジ」もオープンする。

　新たな2つのラウンジは、従来のラウンジフロアであるターミナルビルの2階から3階に移転。2つのラウンジを合わせた面積は従来の約2倍に拡大した。デザインは、羽田の国際線ラウンジを手がけたインテリアデザイナーの小坂竜氏が担当。「日本のたたずまい」をコンセプトに、和の素材を取り入れつつ、現代的で開放的な空間を演出した。

　ダイヤモンド・プレミアラウンジは、ダイニングテーブルを中央に配した軽食を提供するダイニングエリアと、ソファを中央に配したエリアで構成。サクララウンジはカウンターテーブルを配したエリアに加え、家族などのグループも利用できるよう、3人掛けのソファやテーブル席を配置したエリアなど4つのエリアを設けた。

　新千歳や羽田のダイヤモンド・プレミアラウンジでは、これまで提供していたおにぎりやパンに加え、国際線ラウンジで好評の「焼きカレーパン」やスープなどの提供を新たに開始。カレーパンは11時30分から、そのほかの軽食は終日提供する。開始時期は新千歳が6月29日から、羽田が7月1日からとした。

ダイヤモンド・プレミアラウンジの内装