フランス・パリ、「セーヌ川」増水に伴う影響‐続報(6月07日現在の状況)
悪天候に伴う「セーヌ川」の増水に関する情報の続報をお知らせいたします。
2016年6月05日(日)夕方から、少しだけ水位が下がり始めたといわれておりますが、6m以上もあがった水位が、元の正常な水位に戻るには、2週間はかかる模様です。
セーヌ川の増水と聞き、多くの人が気になるものといえば、フランス歩兵隊の兵士「ズアヴ像」(Zouave)。アルマ橋の橋脚に150年以上もの間にわたり立っている彫刻で、セーヌ川増水のバロメーターでもあります。
このズアヴ像が完全に沈んでしまったら危険というバロメーターですが、今回、ピーク時には腰まで浸水した模様ですが、現在は像の下半身あたりまで水位が下がり、多少ホッと出来る状況になりました。
なお今回の増水を受け、このズアヴ像の周辺は観光客であふれかえっておりました。
また、同じくアルマ橋ふもとのセーヌ川クルーズ「バトームッシュ」の乗り場は、現在も完全に封鎖されております。なおバトームッシュは、6月07日までは全てのクルーズのキャンセルを決定しております。
現在ご滞在中の方は、引き続き最新情報に十分ご注意ください。