新潟県の昭和荘が破産開始決定、負債7600万円

  • 2016年6月6日

 東京商工リサーチ(TSR)によると、新潟県柏崎市の昭和荘はこのほど、新潟県地裁長岡市部に破産を申請し、5月23日に破産開始決定を受けた。負債総額は7600万円。

 同社は1974年に設立し、日本海産の魚介類などを用いた料理を提供する純和風の旅館として営業をおこなっていたが、2009年には集客増に向け「ビジネスホテル昭和荘 INNかしわざき」に刷新。しかし刷新のための投資が重荷となり、11年12月には金融機関から不動産の差し押さえを受け、今回の破産開始に至った。

 なお、同ホテルは現在、柏崎市でビジネスホテルなどを展開するシームーンライトが運営している。