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UNWTO事務局長アドバイザーに亀山氏、日本人初の要職

  • 2016年5月8日

 国連世界観光機関(UNWTO)は5月1日付で、本部事務局長アドバイザーに国土交通省職員の亀山秀一氏を任命した。観光庁によれば日本人が同機関の国際公務員枠の職に就くのは初めてで、同職はトップの事務局長に直接助言できる要職。スペイン・マドリードのUNWTO本部で勤務する。

 日本は昨年9月に25年ぶりにUNWTO理事国に就任。加えて観光行政に長く携わってきた亀山氏が同職に就任することで、発言力を強めることになる。そのほか同氏には、UNWTOの政策やメガイベントなどへの貢献が期待されているという。

 亀山氏は1983年に当時の運輸省に入省。これまでに観光庁国際交流推進課長、日本政府観光局(JNTO)海外プロモーション部長、JNTOニューヨーク事務所長などを歴任している。