キューバ、おすすめの旅行地ご紹介 ~ ハバナ旧市街
先日某サイトにて2016年最も注目されている国No.1に認定されていた「キューバ」。
首都 ハバナはアメリカとの国交断絶の影響で1960年代で時が止まった都市と比喩されるほどの街並みを持っております。またチェ・ゲバラやヘミングウェイなどの著名人が絡んでくる奥深い歴史、ブエナビスタソシアルクラブなど日本でもブームになったキューバ音楽など、魅力的な文化を持っております。
今まではお国柄の影響もあり、そこまで注目を集めておりませんでしたが、アメリカとの国交正常化ということもあり、スポットを浴びています。
そんな中、今回はハバナにある「旧市街」についてご紹介いたします。
旧市街は空港から車で約30~45分ほどの場所にあります。
旧市街に着いたら、まずは中心地「セントラル公園」に向かいましょう。
周りには旧国会議事堂など、キューバでも重要な建物がいくつもあります。また公園周辺にはクラシックカータクシーが常駐しており、昔の車が好きな人にはたまらない場所といえるでしょう。
そして、そこから旧市街の中でも名所「オビスポ通り」へ行きましょう。
目印はダイキリで有名な「BARフロリディーダ」です。ダイキリはラムをベースにしたショートカクテルで、砂糖やフルーツなど様々な味があります。お酒に自信がある人は、お酒の強いヘミングウェイが生前愛飲した砂糖を抜いたダイキリ「パパ・ヘミングウェイ」を是非お楽しみください。
オビスポ通りはキューバ人の自営業が認められているため、通り沿いには様々な芸術品を取り扱っている店があります。キューバの芸術は、カトリックとアフリカの芸術がミックスされたものなので、中米諸国の中でも独特の魅力を見せています。中でも職人市場は色んな種類の芸術品が販売されておりますので、是非、観賞してみてください。
そうこう散策しているうちに小腹が空いてきたなと思ったら、オビスポ通り沿いにあるレストラン「EUROPA」に寄りましょう。生のキューバ音楽とサルサの踊りを観ながらロブスターや肉料理などの食事をご堪能いただけます。 サルサなどの踊りの経験がある人は飛び入りで参加することもできますので、本場の人と踊ってみてはいかがでしょうか?
食後に一杯コーヒーを飲みたいと思った時は、オビスポ通りの隣のレイリー(O Reilly)通りにある「Cafe O Reilly」に寄ってみましょう。こちらはサンティアゴ・デ・クーバ産の豆を使用したコーヒーで、店内はコーヒーの香りが充満しており雰囲気がとても良いです。コーヒー豆も販売しておりますので、気に入った豆がありましたらお土産に購入されてるのもよいかと思います。
一息ついたところで散策を再開。次はキューバ人の日常を体感できる「アルマス広場」に行ってみましょう。お昼頃には、地元の人が集まって賑わっています。またこの広場では「青空古書市」が開催されており、キューバ革命の本などがたくさん売られています。また本以外にもピンバッジや古い切手、コイン、ポスターなども売られており、お土産にお勧めのスポットにもなっています。
散策に時間がかかり夕方になってしまったら、そのまま海沿いを歩き「マレコン通り」まで行ってみましょう。天気の良い日は夕焼けと新市街のハバナの景色を一望できるビュースポットになっています。一日の締めにふさわしい素晴らしい景色がご覧いただけます。是非とも天気の良い日に足を運んでみてください。
今回は、オビスポ通りを中心に旧市街の魅力を紹介いたしましたが、まだまだ魅力はたくさんあります。キューバでしか見られない魅力が数多くありますので、自分の足で実際に歩き、お気に入りスポットを見つけ、良い思い出作りをしていただければと思います。
さぁこれを読んでキュ-バに行きたくなってきた皆様へのご案内です。
キューバの首都ハバナまでは、アエロメヒコやインテルジェットの直行便が就航しています。
航空券の予約や、入国に必要なツーリストカードなどの手配はすぐできますが、ホテルの予約には最低でも2~3日、ハイシ-ズンの旅行の場合は1週間以上もかかる場合があります。
インターネットのホテル予約サイトであっても、キューバのホテルに関してはオプション記載がなく、どうしてもホテルの予約には時間が必要となります。
キューバへのご旅行は、お時間に余裕をもって計画されることをおすすめいたします。