▽支出「これまでと同程度」が56％、「減らしたい」は微増

　アンケート調査によれば、旅行の目的を問う質問において最も多かったのは「自然や風景を楽しむ」で3.4ポイント増の16.4％だった。2位は「帰省、離れて暮らす家族と過ごす」で2.7ポイント減の13.8％、3位は「テーマパークやレジャー施設」で2.2ポイント減の11.8％となった。

　支出に関する質問では、「これまでと同程度」と回答した人が1.6ポイント増の55.8％で最も多かった。「支出をふやしたい」と回答した人は1.7ポイント減の15.0％となった一方、「支出を減らしたい」は0.9ポイント増の27.1％となった。

　宿泊施設に関する質問では「ホテル」を利用する人が3.0ポイント増の40.0％で最も多かった。次いで「実家・知人宅」が2.2ポイント増の27.2％、「旅館」が7.4ポイント減の24.6％となった。

　同行者を問う質問では「子供連れの家族」が0.2ポイント減の30.3％で最多。次いで「夫婦」が0.5ポイント減の20.5％、「3世代などを含むその他家族」が前年並みの18.5％、「2人から3人までの友人・知人」が4.8ポイント増の13.8％となった。

　このほか、旅行に行かない理由を問う質問では「期間中は混雑する」が3.6ポイント増の35.9％で1位に。2位は「家でのんびりしたい」が3.5ポイント増の25.4％、3位は「期間中は旅行費用が高い」で2.0ポイント増の20.5％などだった。