アルゼンチン・プエルトイグアス、「環境観光税」の徴収を開始
「イグアスの滝」近くの町・プエルトイグアス市は、2016年2月より個人の乗用車で国道12号線入口を通過する人を対象に20ペソの「環境観光税」(TASA ECO TURISTICA)の徴収を開始しておりましたが、先週3月23日(水)の夜より事前の告知無しに、全ての通行者を対象に「環境観光税」の徴収を開始しております。
これにより、国道12号線を通ってプエルトイグアス市内、またはブラジル国境に向かう12歳以上の観光客は全員徴収の対象となり、ここを通過する人は20ペソをご用意いただく必要があります。
「環境観光税」を支払い後は、支払い証明のチケット(レシート)が渡され、滞在中はこの証明書を所持する必要があります。既に現地滞在中に同税を支払ったとしても、この証明書を所持せずに再度該当箇所を通過する場合には、改めて環境観光税を徴収されることとなります。
この環境観光税の徴収に関しては、事前に正式な告知もなく、かなり強引な形で徴収が進められていることから、現地では反対の声も多く出ております。
同地を訪問予定の方は、最新情報に十分ご注意ください。
なお例外として、プエルトイグアス(IGR)空港からホテルSHERATON IGUAZUに向かい、滝観光の後、帰りも同じルートを通る場合は、現時点では徴収の対象にはなっておりません。
情報提供:株式会社ラティーノ、日本海外ツアーオペレーター協会