春闘:JTBメディアリテーリング、阪急交通社

  • 2016年3月31日

 サービス・ツーリズム産業労働組合連合会(サービス連合)によると、2016年春闘でJTBメディアリテーリングと阪急交通社が賃金などについて合意した。詳細は下記の通り。

【JTBメディアリテーリング】
<合意>
●賃金
 ・2.0%以上の改訂率をもって基礎月収原資の改訂をおこなう。
   ※G社員・M社員
     標準年齢改訂に伴う本給の改訂をおこなう。
     役割成果給の改訂において、改訂を実施するための原資の確保
     新たに職群に登用する場合に必要な原資の確保
   ※Mスタッフ
     Mスタッフの賃金の更改をおこなうために必要な原資の確保
 ・産業別最低保障賃金
 ・ポイント年齢別最低保障賃金
 ・グループ最低保障賃金
●一時金
 ・2016年夏期臨時手当については、予算化どおりの支給をおこなう
 ・2016年冬期および2017年夏期臨時手当の予算化をおこなう
●その他同時要求
 ・年次有給休暇の計画的付与制度を導入する

【阪急交通社】
●賃金
 ・社員月例給:定昇実施
 ・エリア社員(地域社員)月例給:定昇実施
 ・リージョナル社員(契約社員)月例給:更新原資を確保
 ・ポイント年齢別最低保障賃金
 ・産業別最低保障賃金
●一時金
 ・社員臨時給与:年間3.9ヶ月+業績連動(営業利益指標)
         季別配分:夏季1.4ヶ月、冬季2.0ヶ月、春季0.5ヶ月+α
 ・エリア社員臨時給与:年間3.0ヶ月+別途協議
         季別配分:夏季1.0ヶ月、冬季1.5ヶ月、春季0.5ヶ月+別途協議
 ・リージョナル社員臨時給与:年間2.5ヶ月+別途協議
         季別配分:夏季0.5ヶ月、冬季節1.5ヶ月、春季0.5ヶ月+別途協議