ロシア・ウラジオストク、「マリンスキー劇場・沿海州劇場」2016年1月オープン
2016年1月1日、ウラジオストクに「マリンスキー劇場」がオープンいたしました。
キーロフバレエの聖地でもあり、バレエ・オペラ・コンサートなど舞台芸術の殿堂であるサンクトペテルブルグのマリンスキー劇場(旧キーロフ劇場)が、極東ウラジオストクに進出してきました。
正式名称は「マリンスキー・沿海州劇場」(英文表記: THE STATE ACADEMIC MARIINSKY THEATRE PRIMORSKY STAGE、または PRIMORSKY STAGE OF THE MARIINSKY THEATRE)。
総芸術監督には、日本にもたくさんのファンを持つヴァレリー・ゲルギエフ氏が就任しております。
大劇場、小劇場の二つのホールを持ち、サンクトペテルブルグのマリンスキー劇場と同様、バレエ、オペラ、コンサートを上演いたします。
バレエに関していうと、プリンシパルなどは本拠地サンクトペテルブルグから出向いてきますが、日本人ダンサーも現時点で4名所属しております。
成田から約2時間30分の距離に位置するウラジオストクで、キーロフバレエの公演を楽しめるのは、バレエファンにはたまりません。
ヴァレリー・ゲルギエフ氏指揮のワーグナーも、そのうちにマリンスキー沿海州劇場で聴けるかも知れません。(なお今のところ、ゲルギエフ氏の年間スケジュールに沿海州劇場での指揮は見当たりません。)
※「マリンスキー・沿海州劇場」公式サイト
http://prim.mariinsky.ru/ (ロシア語、英語)
情報提供:株式会社 BHB、日本海外ツアーオペレーター協会