イベリア航空、18年ぶりに成田/マドリード線、10月から週3便
イベリア航空(IB)は今年の10月19日から、週3便で成田/マドリード線を運航する。関係当局の認可が前提で、日本/スペイン間で定期便が運航されるのは、同社が1998年まで運航していた同路線以来18年ぶり。IBは現在、アジアには就航しておらず、成田線が唯一のアジア路線となる。日本支社やGSAなどは設けていない。
IBは2015年8月に、同社のウェブサイトで東京への再就航の意向を発表していたところ。同社CEOのルイス・ガジェーゴ氏は成田線の再開について、「最新鋭の航空機とともに東京へ戻ってくることを誇りに思う」とコメントしている。使用機材はエアバスA330-200型機で、座席数はビジネスクラス19席、エコノミークラス269席の全288席。月曜日、水曜日、土曜日に運航する。
本誌の取材に応えた成田国際空港(NAA)よれば、今回の再就航は日西双方からの渡航需要の増加を受けたもの。日本発については主にレジャー需要の伸びが期待でき、NAAでは同区間を「成長路線」と見なしているという。需要は日本発がスペイン発を上回る見込みだが、ともに増加が期待できるという。
同路線からはバルセロナやビルバオなどのスペイン国内29ヶ所、リスボンやパリなどの欧州59ヶ所、アフリカ、米大陸などへ乗り継ぎが可能。運航スケジュールの詳細は下記の通り。
▽IB、成田/マドリード線運航スケジュール
・10月18日~30日
IB6800便 NRT 11時20分発/MAD 18時20分着(月・水・土)
IB6801便 MAD 13時20分発/NRT 09時35分着※翌日(火・金・日)
・10月30日~
IB6800便 NRT 11時20分発/MAD 17時20分着(月・水・土)
IB6801便 MAD 12時20分発/NRT 09時35分着※翌日(火・金・日)