全日空と三井住友、プリペイド機能付きマイレージカード発行

  • 2016年1月18日

 全日空(NH)と三井住友カードは1月15日、プリペイド決済機能付きの新たなANAマイレージクラブカード「ANA VISA プリペイドカード」の会員募集を開始した。クレジット決済機能のないカードで、日本の航空会社がプリペイドカードと一体型のマイレージカードを発行するのは今回が初めて。国内外の3800万店舗のVisa加盟店で利用した際にANAマイルが貯まるほか、プリペイドカードを1000円分利用するたびにANAマイルが5マイル貯まる。クレジット機能を持つマイレージカードの「ANA VISAカード」とは異なり、入会金や年会費は無料で、銀行口座などの登録も不要だ。

 新たなカードでは、「ANA VISAカード」および「ANA マスターカード」の会員の13歳以上が利用できる「チャージ限定型」と、15歳以上が利用できる「オールチャージ型」の2種類を用意した。チャージ限定型は、申し込みをおこなった保護者の「ANA VISAカード」および「ANA マスターカード」でのみチャージが可能。オールチャージ型はウェブサイトから申し込み、クレジットカードやコンビニエンスストア、ペイジーなどでチャージできる。両カードともに、1回の利用ごとに情報をメールで通知。カードのデザインはシルバー、ピンク、ブルーの3色を用意した。

 NHでは現在、新たなカードの発行を記念して、新規入会キャンペーンを実施している。4月30日までに入会して発行手続きを完了した人に1000円分のチャージ額を付与する。