阪急交通社グ、11月の海外は2.4%増、長距離方面が好調
阪急交通社グループ3社(※)の2015年11月の旅行取扱概況で、海外旅行の取扱額は前年比2.4%増の156億1458万円となった。会社別に見ると、主力の阪急交通社は0.6%増の122億8608万円。ヨーロッパをはじめ、北米、中南米、オセアニアなどの長距離方面が好調に推移し、アジアも総じて堅調だったという。
業務渡航系の2社については、阪神トラベル・インターナショナルはパリでのテロの影響で国際見本市ツアーの取り扱いが前年を下回り、12.2%減の3億2581万円となった。一方、阪急阪神ビジネストラベルは米国の取り扱いが増えたほか、インドやタイ、韓国が好調に推移し、9.5%増の34億6009万円となった。
なお、3社合計の取扱額は、国内旅行が1.1%増の136億5190万円、外国人旅行が91.6%増の2億7552万円で、合計は2.2%増の295億4199万円となった。国内旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。
※阪急交通社、阪急阪神ビジネストラベル、阪神トラベル・インターナショナル