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フランス・パリ、パリ市内の現在の状況について

  • 2015年12月22日

 2015年11月中旬に発生したとても痛ましい「テロ事件」から、もうすぐ40日になろうとしています。

 以下に現在のパリの状況をお知らせいたします。

■ 警備の強化
空港、主要ターミナル駅、観光地で共通しているのは、警備員の増強と警察・軍の巡回が強化されていることです。

 街中でも同様にオペラ座界隈のデパート、大型スーパーやショッピングモールなどでは、警備員による荷物検査等が行われているところが多数みられます。

 鉄道駅では、ホームへの立ち入りが制限されるようなことはないものの、必要に応じて乗客の荷物検査等が行われている模様です。

 主要ターミナル駅では、地下鉄との連絡通路など、以前はいなかったところでも警官や軍が巡回をしています。

■ 街の様子
12月に入り大型店は日曜日も営業をしていることから、週末の人出も増え、街が活気付いたように見受けられます。例年より観光客が少ない印象はありますが、クリスマス・イルミネーションやクリスマス・マーケットも行われています。

 街中のカフェやレストランのテラスに客足が戻り、事件直後のように空席が目立つこともありません。

■ その他
パリも先月(11月)は観光客が減り、普段予約が取れないミシュランのレストランであっても直前に予約が取れるという状況でしたが、12月に入り以前のように客足は戻っています。


情報提供:株式会社 クオニイジャパン日本海外ツアーオペレーター協会