年末年始の国際線、成田は4%増の127万人、関空は過去最高に

  • 2015年12月13日

▽関空は出入国ともに過去最高、方面別は韓国が8年連続1位に

 関空の旅客数の内訳は、出国者数が21.4%増の41万3400人、入国者数が19.8%増の39万5300人となる見込み。いずれも年末年始としては過去最高となる予想だ。新関西国際空港によると、昨今の旺盛なインバウンド需要が要因との考えで、特に東アジアからの需要が大幅に伸長しているという。

 出国者数を方面別で見ると、最も多かったのは韓国で全体の22.1%を占める33.6%増の9万1400人。年末年始の方面別としては、8年連続で韓国が1位となった。次いで、中国が43.0%増の7万9000人、台湾が32.6%増の6万8700人を見込む。

 ピーク日については、出国の第1ピークは12月27日で2万7800人、第2ピークは29日で2万7700人を予想。一方、入国の第1ピークは成田と同様に1月3日で2万8600人、第2ピークは1月2日で2万5600人となる見通しだ。