KNT-CTホールディングスグループのティー・ゲートは、沖縄でマンションの空室を活用した長期滞在サービス「バケーションレンタル事業」をおこなっている大京穴吹不動産と提携した。大京穴吹不動産の展開するサービス「旅家」に対し、ティー・ゲートがウェブサイト「旅の発見」で提供している、沖縄での体験プログラムを提供する。

　「旅家」は、マンションの空き室を長期滞在型の住宅として、家具や家電、アメニティ付きで提供するサービス。滞在期間は1ヶ月から3ヶ月までとしており、賃借人は大京穴吹不動産と定期建物賃貸借（定期借家）契約を締結して利用する。KNT-CTホールディングスによれば、長期滞在者は時間に余裕があるため、体験プログラムを提案するターゲットとしては最適との考え。「旅家」に素材を提供することで、販路の拡大をはかる。

　提供する体験プログラムは約280種類で、たとえば「やんばるジャングルピクニック」では、10月から3月まで、名護岳でハイキングやピクニックをおこなう。料金は大人1名5000円とした。