成田、上期の国際線方面別旅客、香港と台湾が2割増

  • 2015年11月2日

 成田国際空港(NAA)によると、2015年上期(15年4月~9月)の国際線方面別旅客数は、香港、台湾、中国、中東を含むアジアが2桁増となった。最も伸び率が高かったのは香港の27.5%増で、旅客数は51万5300人。次いで台湾が24.5%増の67万7200人、中国が18.4%増の104万6000人、中東を含むアジアが11.4%増の170万9400人となった。

 一方、韓国、グアム、太平洋、欧州は前年を下回った。減少率が最も大きかったのは韓国で、8.5%減の55万人だった。

 9月単月では、香港、台湾、中国、中東を含むアジア、オセアニアが前年を上回った。このうち、香港は37.4%増の8万400人、台湾は25.8%増の10万7400人、中国は14.6%増の15万1100人、中東を含むアジアは12.9%増の26万3200人といずれも2桁増となった。オセアニアは5.9%増の4万6600人だった。

 前年を下回った韓国、欧州、太平洋のうち、最も減少率が大きかった韓国は8.6%減の8万8600人となった。方面別旅客数の詳細は以下の通り。